彼女は生まれは八戸。現在は宮城大学2年生。名前は大橋宏美、ニックネームが「ぽにょ」。 大橋のぞみから・・・。 広島NPOセンターの受託事業で東北被災地からの15名のインターンシップの一員。 2週間前私は彼女立ちの前で「おそら」の事業についてプレゼンを行った。 「1次産業にGOOD DESIGNを♪」を掲げて、事業者の販路拡大の様々なサポートを行い、 自らも絶滅危惧種ほんもろこの養殖を休耕田で行っている。 仕事の基本、[心]の部分は喜んでくれる人を見つける。 [ハード]の部分は拠点を作る。そしてお金が回る事。 地域商品はこれからどんどん比較される。 人がいないため地域消費が落ち込んでいる。 他から様々なものが入って来ては「買ってくれ、買ってくれ」と叫んでいる。 地域性をどう表現し、地産地消を促すには愛情をもっと込めなければならない。 娘を嫁に出す気持ちで。 「知的財産活用商品開発in大田」 そんなおそらの事業を事例としてお話した。 彼女と広島市立大学インターンシップ原とROCKETS納島社長も参加。 彼女たちにはぜひ、デザインの大きな役割について自分なりの見解を持ってほしかった。 石見銀山の大森町も20年前は本当に静かな街だった。 そこがこうして世界遺産になり、集客ができるようになった道筋を知ってほしくて 日が落ち始めていたけど立ち寄った。 あちこち写真を撮って、「わ〜♥」「かわいい〜」「いいな〜」「好き好き!」。 本を買っていたからじっくりと読みながら、故郷への思いを馳せたに違いない。 彼女たちへの今週の課題、 「田舎CAFEおそらゆき」では11月に収穫イベントを行う。 その企画所づくり。 企画の目的、全体構想、スケジュール、予算。 集客方法、準備物、台本・・・様々な観点から実行への道筋をより具体化。 よく細かく練り上げてくれた。 農政局6次化事業の補助金事業の枠の中で行うこのイベント。 参加する方に楽しんでもらえるイベントにするには 今そこに自分が参加している気分でプランニングしなければ面白い物にならない。 広島に来て平和公園に行き、被爆者の話を聞き、宮島へも参拝。 受け入れ企業14社のプレゼンの中から自分が行きたい企業を撰ぶ。 私が伝えたかった事などもう良い。 彼女が今回偶然にも同じ世代の広島の大学生と一緒に過ごしたこと。 過疎化がどんどん進む港町大田市。大きな集客のある大森町。 空き家だらけの限界集落 湯来町本多田地区への集客を目指した おそらゆき ほんもろこ収穫体験企画。 これから先にどこかでこのインターンシップの意味を感じてくれたら嬉しい。 私も様々な事を彼女たちから学んだ数日間だった。
by oishii-kurashi-no
| 2012-09-02 08:20
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